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位置指定道路(いちしていどうろ)

更新日:2018年12月29日

位置指定道路とは

私道を道路として提供し都道府県・市町村などから道路の位置指定を受けた私道を「位置指定道路」と言います。

位置指定道路に指定される場合は、分譲住宅などであれば新たに道路が必要になる場合です。大抵の場合は、向かい家と2mずつ折半する形で道路を共有することになります。私道を提供することで、そこを道路にしていきます。こうした仕組みは、法律で定められています。住宅を購入する前に確認しておくことが大事です。実際に購入する場合は、業者方から話すことが基本となっています。私道に関しても、こうした公共性をもつものがあるので注意が必要です。指定道路の場合は、使える土地が少なくなります。きちんと事前に調べてから物件を購入することが大切です。特に中古住宅などは、こうした位置指定道路になっている物件があります。住宅にとって、道路を確保することは大切な部分です。そのため、前の道路や周辺の状態なども物件を購入する前に確認することが重要です。周辺の環境によっては、私道の形も変化することがあります。不動産は、私道だけで成立しているものではなくて周辺の状況によっても変化します。周辺の状況に関して、きちんと知っておくことで位置指定道路などが具体的にどこから、どこまでなのかも分かります。

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不動産トラブル弁護士ガイド 編集部

不動産トラブルに関する記事を専門家と連携しながらコラムを執筆中 ぜひ弁護士に相談する際の参考にしてみてください。 今後も不動産に関するお悩みやトラブル解決につながる情報を発信して参ります。

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