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片手(かたて)

更新日:2018年12月27日

片手とは

不動産会社が不動産売買の仲介を成立させたときに不動産会社に入るもうけのことを不動産仲介手数料と呼び、その種類は両手、片手、あんこ、わかれ、と大別して4つの種類に分けられます。この意味を理解することで、不動産会社との会話がスムーズにいき、だまされる危険を減すことができるでしょう。そして、安心した不動産売買ができるようになるので、この部分をしっかりと理解してほしいです。

ここでは、まず片手について説明をしたいと思います。
片手とは、不動産仲介会社の仲介手数料の受け取り方をあらわす用語です。

仲介手数料を、売主(不動産物件を売るひと)・買主(不動産物件を買うひと)の片方から受け取る場合を片手と呼びます。
両手の場合は、売主・買主の両方から受け取ることを両手と呼びます。

不動産会社の大半はできれば両手の手数料をいただきたいと思っています。なぜかというと、片手の手数料の2倍、手数料をもらうことが出来るからです。不動産会社は、例えば専任媒介(媒介契約のひとつで、依頼者がほかの宅建業者に重複して依頼できない媒介契約をいいます)を結んだり、色々な方法で売買を両手で成約しようとしたりします。このことは覚えておくとよいでしょう。

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不動産トラブル弁護士ガイド 編集部

不動産トラブルに関する記事を専門家と連携しながらコラムを執筆中 ぜひ弁護士に相談する際の参考にしてみてください。 今後も不動産に関するお悩みやトラブル解決につながる情報を発信して参ります。

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