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金銭消費貸借契約書(きんせんしょうひちんしゃくけいやくしょ)

更新日:2018年12月26日

金銭消費貸借契約書とは

お金が必要になった際に金融機関や消費者金融から借りる必要が出たときには、先方と金銭消費貸借契約を交わすことになりますがその際に作成されるものが「金銭消費貸借契約書」になります。

消費貸借契約は返済を約してお金を借りることを指します。契約が行われるケースとしては銀行から融資を受ける場合があげられます。あるいは消費者金融から借り入れるとか住宅ローンで住宅を建てるために融資を受けることがあります。

カードローンでお金を借りるとか親戚や知人から借りる場合もあります。
一般には契約書や借用書が取り交わされることが多いものですが、借主の側が貸主の側に対して将来必ず返済すると約束すればそれだけで契約は成立したものとみなされることになっています。
しかし言葉だけでは不十分でまして金融機関ともなれば契約書が必ず必要となって来ます。

記載事項は貸主の氏名・会社名・住所と借主の氏名・会社名・住所があります。契約年月日と借り入れた額である債権額と金銭貸借の条件、弁済期や利率・返済方法などの利息、返済が遅れた場合の延滞損害金などが記載されます。

この際に連帯保証人や抵当権の設定などが行われることがあり、利息は利息制限法を超える設定は行えないことになっています。そして契約書の内容はしっかりと確認することが大切です。

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不動産トラブル弁護士ガイド 編集部

不動産トラブルに関する記事を専門家と連携しながらコラムを執筆中 ぜひ弁護士に相談する際の参考にしてみてください。 今後も不動産に関するお悩みやトラブル解決につながる情報を発信して参ります。

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