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誇大広告(こだいこうこく)

更新日:2018年12月28日

誇大広告とは

誇大広告とは、事実よりも大げさに表記された広告を指します。
誇大広告は一つの事実に対して希少性や高い価値があるかのように表現しているのが特徴ですが、虚偽の記載には当たらない物が多いので業者によっては意図的に使用していることもあります。そのため、不動産物件の賃貸や購入を行う際は十分に注意することが大切です。

誇大広告は多くの場合、宣伝したいことを大げさに記載する一方で必要な情報を有耶無耶に表現する傾向があります。
特に築年数や立地環境など、物件の利用者が求める情報については客観的な記載を行わず、抽象的な表現で誤魔化していることが多いので広告をよく読んで内容を正確に把握することが大切です。また、物件の価格や利便性については他の物件との比較に始終することに留まるのも誇大広告に多く見られる特徴の一つです。広告内に内容とは無関係のあおり文句やイラストを多用するケースもあります。

不動産物件の誇大広告を見抜くためには複数の物件を比較するのが最も効果的な方法です。誇大広告は類似した他の物件と比べて特定の事柄が極端に異なった内容で記載されている特徴があります。そのため、日頃から不動産物件の相場や地価について詳しく知っておくことがトラブルを避けるための効果的な予防策です。

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不動産トラブル弁護士ガイド 編集部

不動産トラブルに関する記事を専門家と連携しながらコラムを執筆中 ぜひ弁護士に相談する際の参考にしてみてください。 今後も不動産に関するお悩みやトラブル解決につながる情報を発信して参ります。

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