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キャピタルゲイン

更新日:2018年12月25日

キャピタルゲインとは

不動産や株式や債券などの資産価値が上がることで得られる利益です。株を所有せずに売る契約を締結して、値下がりした時に買い戻して得た利益も該当します。

他には、額面価格よりも低い価格で発行されて償還の際に額面価格で償還されるゼロクーポン債という債権も当てはまります。資本利得と訳すことができ、購入時の価格と売却時の価格の差で収益を出します。購入したときよりも価格が下がって被った売買損失をキャピタルロスといいます。証券会社を通じて売買を行う場合に80万円で購入した株が100万円で売れて売買手数料がそれぞれ1万円の場合、キャピタルゲインは18万円になります。

以前は、売却益に関係なく売却金額の1.05%を税で支払うという方法が選択できました。しかし、2013年時点で国内でのキャピタルゲインの課税は申告分離課税に限定されていて、売却益の20.315%を支払わなければいけません。申告分離課税は自分で税務署まで行って申告しなければいけない制度ですが、証券会社を経由して自動で納税する源泉徴収ありの特定口座を利用することもできます。中にはキャピタルゲインが非課税の国もあり、海外投資活動をする企業が子会社を売却して生じる税コストを軽減することが可能です。

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不動産トラブル弁護士ガイド 編集部

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